東京で不動産や一戸建てを探すなら東京マイホーム計画【HOME】 実録!漫画で分かる住宅ローンが通らない理由ケース7:転職で年収アップ!しかしそれが原因で住宅ローンを組めない?

実録!漫画で分かる住宅ローンが通らない理由

ケース7:
転職で年収アップ!しかしそれが原因で住宅ローンを組めない?

ケース7:転職で年収アップ!しかしそれが原因で住宅ローンを組めない?

山田(仮名)様は当社が開催する『はじめの一歩セミナー』にご参加いただいたお客様です。このセミナーに参加された理由は、「もうすぐ6歳の息子が小学校に入学するので、入学後に転校することがないように、それまでにはマイホームを購入したい」というこでした。実際のご入居も入学も4月までには完了させたいということでした。

ご来社時に住宅ローンの事前審査申込用紙を記入していただき、弊社FPが確認したところ、山田(仮名)様は8か月前に現在の会社に転職されていたことが判明。
転職の理由はしっかりとされていて、ご自身のキャリアアップと年収アップのためで、実際に以前の会社にいらっしゃった時よりも年収は上がっていたので、ご本人は住宅ローンには問題がないと思っていらっしゃいたようです。

しかし通常、住宅ローンの借入要件に「勤続1年以上」、又は「勤続3年以上」という項目があり、山田(仮名)様の場合はこの要件を満たさない「勤続8ヶ月」であるため、住宅ローン申し込みの受付すら出来ません。
勤続期間が短いということは、申し込み時点の収入が今後長期に渡って安定的に継続すると判断しづらいため、金融機関等としては貸し出ししづらいというのが一般的です。勤務先の企業の規模等によってはこのような条件でも住宅ローンを組めることもあるのですが、勤続年数が長い場合に比べて大幅に減額されるケースがほとんどです。

山田(仮名)様は上場企業の中でも規模が大きい会社様に転職されたということもあり、入社から8ヶ月でしたが、月々の給与明細で収入の確認をして、なんとか事前審査を進めることはできました。ですがこれは本当に稀なケースで、事前審査を受けられない方が大半ですので、住宅購入前に転職をお考えの方、もしくは転職後間もなくてお住まい探しをされる方は是非一度、弊社FP等にご相談されることをお勧めします。

しかし問題はこれだけではありませんでした。山田(仮名)様は実は大学卒業後、初めて就職されてから11年の間で転職がなんと6回もあったのです。さらに転職と転職の合間にお仕事をされず、いわゆる無職の状態が計2年間もあったことが判明。さらに状況は悪化しました。 転職回数の多いと住宅ローンを組むことが絶対に出来ないとまではいかないのですが、勤続年数の問題と同様、将来までの収入が安定しにくいと判断されやすく、マイナス評価ポイントになることが多いのです。

【FPの解決の経緯】

弊社FPとよくご相談頂いた結果、勤続3年になるまで今の会社でのお仕事を続けていただいて、2年半後にお住まい探しを再開しましょうという結論にいったんは落ち着きました。

しかし、山田(仮名)様はどうしてもお子様を転校させたくないという思いを捨てきれずにいらっしゃいました。どうやらご自身のお父様が転勤が多いご職業で、度重なる転校でとても辛いご経験を幼い頃にされていたそうです。

弊社FPはそんなお子様思いの山田(仮名)様の応援をしたいと考え、お子様が入学されるまでの1年でお住まい探しが出来るようにと、通常では行わないことなのですが、提携金融機関以外の銀行も含めて合計で31社の金融機関に弊社FP全員で問い合わせをし、山田(仮名)様のお勤め先の企業規模が大きいということで、住宅ローンを組めないか確認をしたところ、何とか1社、住宅ローンの借り入れが可能となました。

今回のケースは非常に厳しいケースでしたが、1社1社丁寧に確認すれば解決できるケースもあります。お住まい探しにご不安がある場合は、弊社FPまで是非ご相談ください。

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